2021/06/18 05:19





 

広島経済新聞 6/11 掲載分トピックス


瀬戸内産の「怪獣レモン」と「怪獣サイダー」。尾道の老舗ラムネ店「後藤鉱泉所」などで販売する






広島・尾道の老舗ラムネ店「後藤鉱泉所」(尾道市向島町)で6月3日、瀬戸内産の「怪獣レモン」を使った「怪獣サイダー」の販売が始まった。

「怪獣サイダー」開発に携わったメンバー

 後藤鉱泉所は1930(昭和5)年創業。これまで、リターナブル瓶入りのサイダーやジュースを店頭のみで販売してきたが、新たにリユースを前提としないガラス製のワンウエー瓶を導入したことから、どこでも気軽に飲めるような商品を作ろうと、「怪獣レモン」を販売する瀬戸内百姓(尾道市山波町)と共同で、瀬戸田で育ったレモン果汁10%と後藤鉱泉所の「マルゴサイダー」を使った「怪獣サイダー」を開発した。創業90年を迎える後藤鉱泉所で初のコラボ商品になった。

内容量は1本180ミリリットル。価格は350円

通年で尾道市内の飲食店などで販売する。販売店は募集しており、順次拡大する予定。





 怪獣レモンは瀬戸内百姓の山岡由明社長が、「生まれ育った尾道を盛り上げたい」との思いから、瀬戸田のレモン農家と共にブランド化した。「糖度9~11度で皮ごと食べられる」と山岡社長。「飲料向けに作られた従来の独特のえぐみがない分、レモン特有の酸味に甘味がきてフルーツのように味わえる」とも。1箱1500円で、フリマサイト、ふるさと納税などで取り扱う。







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